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心理=コンテンツ

心理学

2016年6月11日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

私は心理学の専門家なので、有名な作品よりも
その作者の心理に興味を持つことが多いです。

 

 

例えば、スタジオジブリの映画よりも
宮崎駿監督の心理に私は興味があります。

 

宮崎監督は悪く言えばロリコンで(笑)、
少女に対するあこがれが異常に強く、
だからこそ映画の主人公が女の子ばかりなんですよね。

 

そういったメタな視点から俯瞰しているのです。

 

同様に、『新世紀エヴァンゲリオン』という
アニメがありますが、私はあのアニメよりも
庵野秀明監督の心理に興味があります。

 

なぜ、あのアニメは、あんな世界観になったのか?

 

それは、庵野監督が自殺未遂を繰り返すほどのうつ病で、
作者の心理を主人公に投影しているのです。

 

このように、コンテンツとは作者の心理の投影であり、
古今東西、これに例外はありません。

 

例えば、芥川龍之介の小説である
『或阿呆(あるあほう)の一生』は有名ですよね。

 

この小説の主人公は、「幻覚で空に透明な歯車が見える」
という描写がありますが、これもその一例です。

 

ご存知のとおり、芥川龍之介は統合失調症の疑いがあり、
作者も幻覚に悩まされていたのでしょう。

 

そうそう、統合失調症と言えば
ムンクの『叫び』という絵画もそうですよね。

 

「叫び声を聞いて耳をふさぐ人」が中央に描かれていますが、
ムンクは幻聴に悩まされ、ありもしない叫び声が
よく聞こえていたようです。

 

つまり、『叫び』の中央の人は、ムンク本人であったと。

 

このように、コンテンツというのは
作者の心理を如実に反映しているのです。

 

作者の心理を理解できるようになると
作品をより深く理解できるようになりますね。

 

とくにアニメや小説、漫画、映画などの場合は
「主人公の心理 = 作者の心理」なので、
主人公の心理を理解するのが簡単になります。

 

音楽の場合、歌詞の心理 = 作詞家の心理 なので、
「西野カナって本当に薄っぺらい人なんだな」とか
歌詞を読めば一発で分かりますよね(笑)。

 

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

コメント

  • まいより: 2016年6月12日12:10 PM

    相馬さんこんにちは。中学生の双子の息子と年長の息子がいる主婦です。パートで仕事もしてますが学費が足りず、お金も欲しいので相馬さんのメルマガ登録しました。
    とはいえ主婦&パート&母親にできそうな内容ではないかなと感じています。
    でも心理学のお話は興味があり、メルマガを続けています。
    いまだに泣けるくらいつらい過去、ほんとに大変でしたね。
    私も母親なので、そんな子供の育て方はありえないわと憤りを感じます。
    この世界にそんな思いを味わいながら毎日を過ごしている子が今もいるかもと思うとほんとにやるせないです。
    でもそのつらい経験があるから今の相馬さんがあるのかな。心理学も学んだことは、人との関わりが楽になったのでは。
    人がわかると、信頼する気持ちも少しずつ生まれますよね。人を許すこともできるようになる。
    心理学と出会えてよかったですね。
    小中校で必須科目にしたらいいのにと思います。
    歌詞や作者の思い、私もそう思います!ワンピースの作者の尾田栄一郎さんの思いを、主人公のルフィの口から聞いている気がします。今日のアニメのワンピースは、心に染みました。
    そんな風に言葉を聞いていると、その人(作者)の奥深さを感じることができますね。
    そういう話を他の人としたことがないので、今回の相馬さんのお話は、同じ人がいる!と、とても嬉しかったです。
    これからも楽しみにしています。
    相馬さんが幸多き人生でありますように。。

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